「ググる」時代から「AIで検索する」時代がきた。このポストで試したAI検索は Perplexity です。
草薙から静岡市へ電車で通勤する場合、 JRか静鉄のどちらも使うことができます。 料金が安い方はどっちなんだろうかと思って調べる代わりに AIに聞いてみました。
使用したプロンプト:
「静岡市 to 草薙(JR) vs 静岡市to県立美術館前(JR) で6ヶ月定期を買う場合の料金を比較したい」
Perplexity に聞いた:
もちろん裏をとる必要はありますが、 ざっくり確認したいだけならば、これで解決です。 裏とりするにしても、参照先がリストアップされているので、 手間は知れている。
同じ質問を Gemini にもしてみました:
そもそもこの Gemini は検索用に調整されたAIではないので、Perplexity と比較するのはアンフェアですが、とりあえず Perplexity の便利さがすごい。
Google も検索AI的なものが既にあるか、そのうち出すのであろう。「AI Mode」とかかな。
AI Mode is a new experimental feature within Google Search Labs that leverages Google's AI and machine learning models to refine the search experience. It offers a more conversational and personalized way to interact with search engines.
とても便利なので Perplexity のような検索AIを日常的に使うようになる日は近い。
ただ、この例で言えば NAVITIME や ジョルダンは ただ乗りされた感じになるのでしょうね。 別に Perplexity から貢献度に応じて売り上げの分配があるわけではないだろうし。 この手サービスは乗り換え結果の表示とともにそのチケットの販売とリンクしているので、 その関連売り上げで辻褄が合えばよいのですが。
そうでなければ持続可能な状態にはならない。 その手のサービスは検索AIの会社に吸収されてしまうのであろうか。 あまりうれしい未来ではない。
昔セマンティックウェブが提唱された当時は、 情報提供側がソフトウェア(機械)による読み取り親和性の高い形で情報を提示することでそれが成り立つという考え方でした。
The Semantic Web is a vision for the World Wide Web that allows computers to understand and use data. Web pages, applications, and files are linked together to create a machine-readable web.
しかし、Web提供する側で人間と機械の両方に readable な情報を用意するのは荷が重く、それが原因で当時は実現しなかったのでしょう。 ところが、LLM のようなAI技術が登場したことで、人間に readable な情報さえ提供しておけばそのまま機械(AI)でも readble になった結果、突然セマンティックウェブが現実味を帯びてきたのかも。
家電・車・賃貸・不動産などを自然文で対話的に選ぶ時代がくるのかな。 それならユーザーが本当に求めている商品・サービスを発見できるようになる・・・と一瞬思うけど、 それはなんだか既視感がある。そういえばインターネットがはじまった当時もそんな未来を予想した気がするけど、現実には広告宣伝費があるところが勝つというもともとの世界とあまり違わない世界になったし。
書きかけです。