もう3年も前に書いたエントリー Chromebook に Androidアプリをサイドロードする、非デベロッパーモード の補足です。
基本的にはこの記事の通りで、Chromebook に Androidアプリ(apk)を sideloading することができたのですが、 adb connect ip アドレス指定するときに、一緒にポートを指定しないと意図通り作動しないことがわかりました。
ChromeOS のバージョンは Version 116.0.5845.168 (Official Build) (64-bit) です。
ip addr show して割り当てられているIPアドレスを確認した上で(ここではそれは 100.115.92.14 でした):
$ adb connect 100.115.92.14:5555
とすると接続できます。
もっと簡単に localhost を指定して接続できます。
$ adb connect localhost:5555
adb devices して接続していることを確認します。
$ adb devices
List of devices attached
emulator-5554 device
localhost:5555 device
あとは、apk をインストールするだけです。
$ adb -s localhost:5555 install -r ./app-release.apk
発端は WSA (Windows Subsystem for Android) について調べていたところ、 Surface Pro 5G (ARM) などでは Android アプリを快適に使えるという記事を見かけた。 WSAのその手のオプションを有効にすることで apk アプリをサイドロードできるらしい。
ということは、WSA を入れた Windows マシンならば、開発をしたそのマシンで、 そのままデバッグできるのか、と思い至った。 これなら実質、アプリをセルフ開発できるじゃないかと。 Windows11 すごいとおもったけれども、 よく考えたら、Chromebook でも同じことできる。 ただし、本当にセルフ開発するにはマシンスペックが必要になるので(Android Sutdio を使う場合)Chromebook での選択肢は限られる。 Windows11 マシンのほうがその点(予算さえあれば)選択肢は多い。