Chikirin氏の 2017-04-19モノは安く・ヒトは高く を読んでいて、DTP業界もこのエントリーで言うところの「ヒト産業からモノ産業化」へ移行するのかな?と。
働いているヒトは、どうやったらヒト産業をモノ産業化できるか、どうすれば今の仕事を、もっとヒトの時間をかけずにできるか、真剣に考えましょう。
当面は、それこそが人間が担当する仕事となります。
という結論になっているのですが...
確かに最近の DeepLearning の進歩によってたとえば画像認識技術がものすごく向上しているらしい。 AWSやGCPではクラウドベースでの画像認識APIも出てきている。 となれば、 写真に写っている対象オブジェクトの自動判別やそこからののトリミング位置の決定 、とか、 複数の候補写真からもっとも適当な写真の選択 、とか、 そういった類のある種のDTP作業がAI的なものに置き換わっていくのは、むしろ自然に思える。
最近の Photoshop では特定領域を削除する代わりに、 コンテンツに応じた塗りつぶし などという機能があって 削除した領域がまわりの状況にあわせて違和感のない感じに塗りつぶしてくれたりする機能はすでに提供されている。
徐々に人手による作業がなくなっていくのか、そもそも 紙媒体自体が圧倒的に少なくなり、紙媒体向けのDTP業務自体がなくなってくのか。