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fern-parser をリリースした

The fern-parser logo

昨年くらいから断続的にテキストパーサーを調べて実験コードを書いてきた (この辺の話)のですが、 機能変更が落ち着いてきたのでとりあえず公開しました。TypeScript 版です。 ライセンスは MIT です。 このブログで書いてきたパーサーコンビネータは Kotlin で実装しているのですが、 それを TypeScript に移植してあれこれ修正したものです。 ライブラリ本体は TypeScript で書いていますが、パースするコードを書くときは JavaScript でゆるくかけるので楽です。

Kotlin 版では tailrec が使えたので深い再帰が発生してもスタックオーバーフローにはならないと思うのですが、 TypeScript 版はそのあたりの対策は今のところしていません。 そんな巨大なテキストをパースすることもないのかな。

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TypeScript で書いたコードを ExtendScript から使う

以前に 「Markdown to InDesign 開発入門」 という キンドル本を書いたのですが、書き直そうと思い始めた。 理由のひとつは、 内容が古くなってしまったこと、そして もうひとつは、パーサーコンビネーターを使えばもっと簡単にマークアップテキストをInDesign ドキュメントに 変換できるのではないか?と思い始めたから。

この本では、markdown テキストをパースするために既存の markdown パーサーライブラリを使っている。 その markdown パーサーを ExtendScript として作動させることができないので、 普通の Node.js でつくった markdown テキスト to JSON変換サーバーを用意してそっちで変換する、 という方法を使っている。 既存の markdown パーサーライブラリであるためパーサーを自分で書く必要もないのは 圧倒的なメリットだが、かなりややこしい話になってしまった。 使う側にしたらテキストをパースして InDesign ドキュメントに変換したいだけなのに (ローカルで変換サーバー起動するとか面倒なことを・・・)。

今使えるかどうか確認しているパーサーコンビネータは TypeScript で記述されているので、 ここではまずそのための事前調査としてごく簡単な TypeScript を ExtendScript で実行できるか試してみます。

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「改善版2024)Kotlin でパーサーコンビネータを実装する HtmlWriter の導入」のコードを TypeScript にする(その3)

その2の続きです。 今まではパーサーが letter, zeroOrMore しか用意していなかったので、 HelloWrold! などという中途半端な文字列をパースする例で説明していた。 今回は普通に Hello, World! 文字列をパースできるように、 one, and および seq パーサーを追加します。

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「改善版2024)Kotlin でパーサーコンビネータを実装する HtmlWriter の導入」のコードを TypeScript にする(その2)

その1のコードの HtmlBlock 部分の実装を差しかえられるように Generics にします。

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「改善版2024)Kotlin でパーサーコンビネータを実装する HtmlWriter の導入」のコードを TypeScript にする(その1)

改善版2024)Kotlin でパーサーコンビネータを実装する HtmlWriter の導入で書いたコードを TypeScript に書きかえます。

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ラスター画像をトレースして SVG にする試み

example 1

Vector Graphics を扱うアプリを書いているのだが、 普通の raster 画像のインポートをサポートしたい。

関連しそうな技術を調べてみると テキストから画像を生成するAIで、 ベクターデータを生成するものがあった。

これはすごいが、今のところはラスター画像をSVGに変換できればそれでよい。 さらに調べてみたところ potrace というものが存在していた。

このように白黒の raster 画像をベクターデータに変換するツールです。

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食品の原材料表記の括弧の多重入れ子文字列をパースしてトークンに分割する

たとえば無印良品のこの食品 フライパンでつくるミールキット 海老といかのアヒージョの商品表示情報のPDFをみると以下のような文字列が原材料名に記載されています。

ブロッコリー(エクアドル)、揚げじゃがいも(じゃがいも(国産)、植物油脂)、殻付き海老(インド)、いか(中国)、(一部にえび・いかを含む)

このように括弧が入れ子で多重に出現している文字列、しかも、一重/二重/三重・・・ n 重のバリエーションがある文字列をパースすることを考えたい。

最終的には以下のように括弧で括られた部分を AST(Abstract syntax tree) に 変換して、各トークンをその括弧の包含関係を生かした状態で把握できるようにしたい。

ingredients-AST

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UXP InDesign, TypeScript を使う (Denoを使用) require を回避

Deno を使えば TypeScript を使って UXP InDesign スクリプトをバンドルできることがわかった、 というのが前回のポスト。 しかし、 require("uxp").storage.localFileSystem を使う場合なども機能するのだろうか? と思い立ち調査しました。 結論としては問題ありません。

結論だけ知りたい場合はこちらのレポジトリの read-text-ts をご覧ください。

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UXP InDesign, TypeScript を使う (Denoを使用)

Deno を使えば TypeScript を使って UXP InDesign スクリプトをバンドルできることがわかった。

以前軽く試したときは、deno bundle した段階で型関連のエラーが出てしまいバンドルできなかった。 でも考えてみたら(考えるほどでもないが)自分で型定義を用意して bundle 時とかコンパイル時に渡せば無問題なのでは? と思い立ち試したところ問題なくバンドルできた。

結論だけ知りたい場合はこちらのレポジトリの hello-world-ts を見てください。

このエントリーではごく簡単な UXP InDesign Scripting の例で説明します。

UXP InDesign Scripting Hello,World! with TypeScript

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自分で書いた JavaScript のモジュールを html と node.js の両方から使える形にビルドする

クライアントサイド/サーバサイド どちらからでも使える Javascript モジュールをつくる場合の備忘録。 ここでは、3x3 マトリックスを使って座標を別の座標に写す処理を行うモジュールを例に node.js のプロジェクトを作成してみます。

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ExtendScript を TypeScript と VisualStudioCode を使って記述する

ExtendScript は今風の JavaScript 記述方法……いわゆる ES6 などが使えない. その代わりに古い JavaScript の記述方法 ES3 などと呼ばれている で書かなければいけない. これはプログラマーにとって、苦痛なだけでなく、生産性も低く、コード品質の維持が難しい. しかし、TypeScript は JavaScript へコンパイルするときにオプションとして --target ES3 を使うことができる. これを使えば、ExtendScript を TypeScript で記述できることになる。

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