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Chromebook , Crostini , Linux

Crostini で X11 を使って Linux サーバのGUIアプリを Chromebook のディスプレイに表示して利用

Chromebook で Android Studio が直接使用できるようになってきたのですが、相当のマシンパワーも必要です。 先日の Google I/O 2019 での発表によれば

ということで、これだけのスペックの Chromebook や Chromebox を用意するにはそれなりのお値段になりそうです。

x11-chromebook

ならば、Chromebook と Crostini と X11 を使って、リモートにある Ubuntu Server 上にインストールした Android Studio を使えばいいじゃないか? ということで試してみました。 なんだか、コンパクトな環境を目指すという方向から外れていってしまっている気もしますが、とりあえず。

軽くググった範囲ではできるのかできないのかよくわからなったのですが、実際にやってみると簡単でした。 Chromebook 上の Crostini から ssh -XC サーバアドレス してサーバにログインし、そこで xeyes & するだけで使えました。すごい!

Android Studio

Android アプリの開発利用したいので、何はともあれ Android Studio をインストールしてみる。 まず Ubuntu Server 側に Android Studio をインストール。

sudo snap install android-studio --classic

インストール後、android-sutdio すると、すんなり起動できました!

x11-android-studio-1

初期設定をすすめていくが、特に問題はなさそう。

x11-android-studio-2

実際に開発に使えるかは、サーバのマシンスペックとネットワークの速さに依存すると思う。 とりあえずここの環境では普通に使えることが判明した。

まとめ

これならば、非力でも画面大きめな Chromebook とサーバの方は NUC でそれなりに速いマシンを用意すれば、 静か/コンパクト/安価な開発環境が用意できそうです。 ラップトップ1台だけで開発しようとすると性能・価格・キーボード・画面のよしあし、など自分の要求をすべて満たす 1台 を探すのは大変になりますが、この方式ならば、クライアント側の Chromebook の制約は crostini が動けばよいだけ / サーバの方は Linux が動けばよいだけになるので、選択肢が広くなり選ぶのが楽です。

こんな方法では Chromebook でAndroid開発するメリットの一つである、 開発しているマシンで直接 Android アプリ作動確認ができること が全く生かされないわけですが。