諸事情により 今度は Windows 10 を GA-F2A88XN-WIFI にインストールすることになった。 Ubuntu では、Bluetooth の作動が不安定 というエントリーを書いたが、 Windows 10 では、OSインストール直後は Bluetooth の認識すらされなかった。 ただし、Intelのサイトから Intel Dual Band Wireless-AC 7260 + Bluetooth 7260HMW のドライバをダウンロードしてインストールしたらすべて問題なく作動した。
それより、今回は「お使いのPCに必要なメディアドライバーがありません」問題で Windows 10 のインストールに半日以上費やすことになったので、その備忘録です。
このマシンには Windows 10 をインストールしたことはなかったのだが、NUC などにはたびたび Windows 10 をインストールしてきたので、簡単だろうと高を括っていた。 しかし、Windows 10 May 2021 Update の iso をダウンロードして、インストール用 USB メモリを作成して、ブートするところまではうまくいくのだが、 その次のステップで躓いてしまった。 「お使いのPCに必要なメディアドライバーがありません」というメッセージが出てそれより先に進めないのだ。
検索すると、 USBメモリを別のポートに刺すとなおるとか(USB 3.0 ではだめで、USB 2.0 のポートならいける、とか)その他、さまざまに 自分にとっては役に立たない情報が出てくるのだが、結論としては インストール用のUSBメモリを作成するときに、Windows 10 を使えという話だった。 そして、以前のバージョンの Windows 10 インストール iso からは、macOS や Ubuntu でUSBメモリつくることができたが、あるバージョンからできなくなったという情報だった。
灯台もと暗しというか、今まで、macOS で dd コマンドを使うとか、Ubuntu で WoeUSB を使うとかの方法でUSBメモリをつくり、問題なくインストールできていたので、 そこに問題があるとは思わなかった。 とはいえ、そもそもの話、使える Windows 10 が手元にないから macOS や Ubuntu で USBメモリをつくろうとしているわけだが。 だから、 Windows 10 がないと、Windows 10 インストールUSBメモリつくれない とか、致命的問題じゃないか、とも思う。
ただ、いろいろ調べてみて、必ずしも Windows 10の正規の手順でないとインストールUSBメモリがつくれないのではなく、 あるバージョンから install.wim ファイルのサイズがFAT32の上限を越えた ため、特別な手当てが必要らしい。 つまり、その手当てがされているツールを使って インストール用USBメモリをつくればOKらしい。
たとえば、その手当ては (やはり) Windows 10 のPowerShell で DISMコマンドでファイルを分割する を使ってコピーするなどです。 Windows のことは良くわからないので、検索してみてください。