複数のノートをTPOにあわせて、組み合わせて使うことを「多ノート」派というらしい。 確かにちょっとした外出時に、不意に思いついたことをメモするためにはポケットサイズのノートがいいし、ある程度アイデアを一定期間蓄積・発酵させるような場合には、B5やA4のリングノートで厚みもそれなりにある方がいい。
ノートだけでなく、筆記具についても同様で、まとまった時間書く場合は、万年筆の方が負担が少ないが、日常的に断続的にメモをしていくときには、ボールペンの方がいい。 大胆にアイデアを練るときには、太めのボールペンで、画用紙やカレンダーの裏にババッと書きたいし、既に発想済みのアイデアや覚え書き、TODOなどを書く場合は、極細のペンでなるべく小さい範囲に関連する情報をまとめて書き留めたいと思う。
これと同じ発想で、PCも複数をTPOに応じて使うということを最近意図的に実行している。 以前は、むしろ一つのマシンに集約していくことでファイル管理の手間や PCの設置場所の問題を効率化した方がトータルでよいと思っていたが、 最近は、開発はUbuntuで、外出時はWindowsノートPC、DTP系の作業はデスクトップで、 というように逆に状況や気分に応じてPCを使い分けるようにしている。