こんな古いマザーボードを今の使っている人はほとんどいないと思うが、とりえあず備忘録。
「GA-F2A88XN-WIFI」という AMD CPU 用のマザーボードを使って Ubuntu 20.04 Desktop をインストールしたのだが、 Bluetooth の作動がとても不安定。
結論を先に書くと BIOS の設定で、 XHCIとEHCI Hand off という項目を両方とも Enabled に設定すると それなりには 安定して使えるようになりました。
XHCI とか EHCI は USB2.0 とか 3.0 の設定らしいのですが、よく理解していません。 このマザーボードに刺さっている MINI PCI カード上の bluetooth は USB接続になるとかいった情報がネットにあったので、その辺の関係でしょう。 ちなみに、初期状態では、XHCI Hand off が Enabled で ECHI Hand off が Disabled でした。 この項目について全部の組合わせを試してうまく作動したのが、両方 Enabled にする、でした。
このマザーボードには、Intel Dual Band Wireless-AC 7260 + Bluetooth 7260HMW という MINI PCI スロット に 挿して使う wifi と bluetooth がセットになったカードがささっている(らしい)。
こちらのページを参考にしました( https://zigsow.jp/review/283/259959 )。 自分でも MINI PCI スロットのカードを直接確認したのですが、夜だったこともあり、暗いかつ文字が小さくて全く見えない。 iPhone で撮影もしたのですが、文字が読めず断念していたところ、助かりました。
さて、このカード Wifi の方は問題ないのだが、bluetooth が問題。認識は問題なくされているものの、ヘッドフォンやキーボードを接続して使おうとすると、 なんとか接続設定はできるがしばらく使っているとリセットされたり、接続したデバイスがいなくなったりと、とても使える状態ではない。 とくにヘッドフォンは例の、接続のたびに音量が最大になる振る舞い、だからたまったものではない。
ことの発端はこのマシンで Zoom する必要が生じて、マイクとスピーカーが必要になったため。 いつもつかっている BOSE の QuietComfort 35 は マイクとヘッドフォンが一体になっているので、 これを Bluetooth でつなげば解決!と思ったが甘かった。 結局、BIOSで設定を直すだけで解決できたのですが、そこに至るまで大変でした。もう少しで Bluetooth USB ドングルを買うところでした。 しかし、この問題が解決すると出てくる次の問題が、最初接続したときに音量がマックスになる問題。 ヘッドフォンだと大音量で耳が死にます。これはやばい。 しかし、調べてみると、こちらの情報( https://turtlechan.hatenablog.com/entry/2019/06/05/221408 )によれば PulseAudio の設定を変更することで回避できるんだとか。 雑に書くと、 /etc/pulse/daemon.conf を ~/.config/pulse/daemon.conf にコピーして flat-volumes = no 行をイキにして再起動すればOKと。
これやってみたところ確かに 初回接続時に 100% 音量は免れたのですが、80% くらいで相変わらず大音量で怖いのは変わらず。 その辺の設定もあるのかもしれないが、もう疲れたので寝ます。