7年くらい前に購入したグリッター。 自分が買うはじめての電動アシスト自転車だった。 イオンで自転車を買えば、ものによっては2万円くらいで買える時代だったから、10万円ほどもする自転車となると、買うのもかなりの勇気が必要だった。
その後、電動アシスト自転車が気に入り、さらに追加で YAMAHA の City-V を購入してからは、ほとんど乗らなくなっていた。
もともと City-V に乗り換えた理由は、 ある程度長距離乗りたいから5段階変速がほしい、ということと、 グリッターの20インチで長距離はちょっと物足りないという2点。 City-V の 24インチ+5段階変速がぴったりだった。
ただ、最近そこまで遠乗りはしないので、逆にグリッターの方が ちょうどいいんじゃないの?と思いはじめた。 それで、グリッターに乗ってはみるものの、 City-V の軽快さとか爽快感がない。 なんとかならんかと思って、 とりあえずボロボロになっていたサドルでも交換すればグリッターにも乗る気になるんじゃないかと。(イケア効果またはダンカン・ハインズの違い)
マーケティングの第八法則(ダンカン・ハインズの違い): 自分の卵を入れると、味がよくなる。 ジェラルド・ワインバーグ( Wikipedia )
交換したのは、 「ブリヂストン ソフトテリーサドル L515 ブラウン」です。 カジュナ・ロココという通学用の自転車のサドルなので、 ほどよい固さかつ長時間乗ってもおしりが痛くならないサドルです。
サドル交換は成功したものの何か違う。 City-V との違いを考えるとハンドルがフラット(City-V) vs セミアップ(Glitter)になっている。 このママチャリ仕様のセミアップハンドルが乗っているときの爽快感がない原因なのではないかと思い始めた。
今のグリッターはハンドルがフラットになっているはずだが、 当時は普通のママチャリ仕様だったので、ハンドルはセミアップだった。
ただ、ハンドル交換となると自分で交換するのは憚られる。 近所の自転車屋さんに相談したら、オフタイム(パナソニックの電動アシスト+折り畳み自転車)のハンドルが使えるからそれに交換してくれるとのこと。 さっそく交換をお願いした。
果たしてこれが大当たりで、乗っているときの爽快感は City-V とだいぶ遜色がなくなりました。 単なるイケア効果の可能性もあります。
ちなみに、電動アシストのアシスト力はあきらかに City-V の方がよいです。立ち上がりから自然にアシストされて どの速度でも足に負担を感じません。 グリッターはその点、漕ぎ出し直後くらいから一定速度に 達する部分で少し負荷を感じます。 ただし、自転車を使う理由のひとつはダイエットなので、 自分にとってはグリッターのように多少の負荷がある方がかえってよい。